アンティーク足踏み・手廻しミシンの販売・修理


足踏みミシン ベルトの付け方

① 用意するもの 足踏みミシンのベルトアンティークミシン修理・販売 ミシン一番店 ▲ 家庭用職業用があり、長さと太さが違います。
このベルトはコチラで販売しております。


足踏みミシンベルト交換に必要な工具 アンティークミシン修理・販売 ミシン一番店 ▲ 目打ちとペンチが必要です。小さなペンチしかない場合はニッパーがあるとベルトの切断がしやすいです。

② ベルトを伸ばします 足踏みミシンベルト交換 アンティークミシン修理・販売 ミシン一番店


ベルトの両端を持ち、数回伸ばすように引っ張ります。縄跳びを持つときの要領です。

足踏みミシンを使い続けるとベルトは伸びてきますが、事前に伸ばしておくと、ベルトを長持ちさせることができます。

③ ベルトをミシンに通します 足踏みミシンベルト交換2 アンティークミシン修理・販売 ミシン一番店 足踏みミシンベルト交換3 アンティークミシン修理・販売 ミシン一番店 足踏みミシンベルト交換4 アンティークミシン修理・販売 ミシン一番店


まずベルトをミシン本体に通します。金属の輪(プーリーと呼びます)の横です。









写真のように、脚の前後にあるリングにもベルトを通します。後ろの輪がないミシンもあります。

④ ベルトをちょうどよい長さに切ります 足踏みミシンベルト交換6 アンティークミシン修理・販売 ミシン一番店 足踏みミシンベルト交換7 アンティークミシン修理・販売 ミシン一番店


ベルトの端を合わせてちょうどよい長さを確認します。









ペンチまたはニッパーで余る部分を切断します。ベルトの片方の端には針金が付いていますので、切るのは反対側です。

⑤ ベルトをつなげます 足踏みミシンベルト交換7-2 アンティークミシン修理・販売 ミシン一番店 足踏みミシンベルト交換8 アンティークミシン修理・販売 ミシン一番店 足踏みミシンベルト交換9 アンティークミシン修理・販売 ミシン一番店 足踏みミシンベルト交換10 アンティークミシン修理・販売 ミシン一番店 足踏みミシンベルト交換11 アンティークミシン修理・販売 ミシン一番店 足踏みミシンベルト交換12 アンティークミシン修理・販売 ミシン一番店


ベルトの端のうち針金の付いていない方をペンチで少しつぶし平らにします。目打ちで穴をあけやすくするためです。








もう一度両端をあわせて、穴をあける位置を確認します。








位置を決めたら、目打ちで穴を通します。
※ドリルで穴を開ける方法もあります。(本ページ下部参照)







穴に針金を通し…









飛び出た針金をペンチで圧縮します。









出来上がりです。

⑥ 動作のチェックをします。 足踏みミシンベルト交換 アンティークミシン修理・販売 ミシン一番店
※写真は当店にご依頼のお客様にご協力いただきました。


設置完了です。この時点でベルトが緩い場合は、針金をもう一度伸ばし外して、③の行程からやり直します。

★ ドリルを使って穴を開ける方法。 足踏みミシンベルト交換 アンティークミシン修理・販売 ミシン一番店

足踏みミシンベルト交換 アンティークミシン修理・販売 ミシン一番店

足踏みミシンベルト交換 アンティークミシン修理・販売 ミシン一番店

足踏みミシンベルト交換 アンティークミシン修理・販売 ミシン一番店


 写真のような電動ドリルを使用して穴を開けることも可能です。目打ちや千枚通しで穴を開けると時間が掛かりますが、こちらの方が簡単に穴を開けることが出来ます。

 ドリルの刃のサイズは、家庭用ミシンベルトの場合は1.2mm、職業用ミシンの場合は1.5mmでちょうどです。


 ベルトの穴を開ける位置に印を入れておくと良いでしょう。








 手を怪我しないよう注意しながらゆっくりと作業をして下さい。








 目打ちで開ける場合と同様に、ベルトの先端をペンチで少し平らにしておくと、中央に位置を決めやすくなります。

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