アンティーク足踏み・手廻しミシンの販売・修理


シンガー15K レストア その2 その1

交換した部品など

糸調子に追加した開閉制御の受け部品です。

下糸巻き機内部のバネです。→の先に穴から小さく先端が見えている部品です。このバネが糸ガイドの左右の振れを制御します。

ベルトガイドのバネも補充しました。この部品はベルトをリングから外す時に使います。

その他の交換部品
ベルト・ゴム輪・糸きり・押えバネ止めのリング

試し縫いをしました。
縫い目の長さも調整できています。
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完成しました
    概要
  • ミシン本体は不足した部品を自作または補充して縫えるようになりました。
  • テーブルは全てアンティークに使われる下地剤・塗料を使用しました。天然のものです。
  • 木はオーク材ですが大きく書けた部分には同じく柾目のオーク材を使用しました。
  • 脚部は汚れを落とし磨いたところ古い金色の塗装が出てきましたのでそのまま生かしました。


正面から。
縫うときの状態です。

左から

右から

ミシン本体です。スライドプレートも錆を落としました。

ベルトは新しい革ベルトを取り付けています。







左側の引き出しです。正面。

装飾付き2段引出しのミシンは高級品だったはずです。

右側の引き出しです。

サイドから。

引き出しの中は拭き掃除だけで塗装はしていません(元々と同じようにしました)。



欠けていた部分にオーク材を補充しました。若干段差があるもの塗装でカバーしてありますので通常使用に問題はありません。

欠けていた部分を前方から。

テーブルを閉じた上面です。

脚部は汚れの下は錆も少なく状態は良い方でした。

サイドのエンブレムにも金色の塗装が少し残っています。





ミシンを収納した状態です。
新聞紙が見えているのは油受けのため敷いているものです。

このデザインは引き出しの装飾も脚の曲線も強調されて、豪華なアンティークミシンですね!


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