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誰もが抱くミシンの形からは決して遠くなく、それでも現代では見かけなくなった優雅さ・機能美・重厚さを感じさせる最初期のミシン、それがこちらのシンガー12Kです。曲線で形作られたデザインは決して道具としての価値観だけには収まりません。
2014年で126年経っていますが美しさを維持している手回しミシンです。本体の独特の絵の模様はアカンサス柄と呼ばれる絵柄で、ヨーロッパでは建築や装飾のモチーフとなっていました。プーリーや本体の鋳物の黒はジャパニングと言われ日本の漆塗りが影響したとも言われています。
針はシャンク(太い柄の部分)無しの専用針を使用しますが、職業用のミシン針もかろうじて使用できます。ボビンは細長い専用ボビン、ボビンケースにはボート型のシャトルを使用します。こちらも専用です。針とボビンのいずれも入手は容易ではありませんので実用と言うよりディスプレイの方が向いているかもしれません。各種部品は当店で取り扱っています。
ケースはドーム状のウォールナット材が使用されています。マークが擦れていますが、木の塗装や木そのものの状態はよく、100年以上前に良質の材料で作られたことが伺えます。金具などもオリジナルのままで残っています。
アンティークとして自信をもっておすすめできるミシンです。